宮古島で大ベストセラーになった「読めば宮古」。そんな話が伊良部にもたくさんあります。まるよしで夜な夜な語られる伊良部の話を紹介していきます。

<伊良部の風物詩>
昨年の製糖期は天候不順でした。
雨が多くキビ刈りができない日々が続き、製糖工場の煙突に煙が登らない日々が頻繁におきました。
もっともこれは時代の変化のためでもありました。
宮古島では導入は早かったようですが、最近は伊良部島でもハーベスタによる機械刈りが主流になりました。
効率や労力を考えると機械刈りになりますが、畑に水が溜まるとハーベスタが入れなくなり、結果キビ刈りは停まってしまいます。
これは手刈りが主流だった10年まえの伊良部島では考えられなかったことです。
幸い今年は目立った天候不順もなく、今のところ順調のようです。
伊良部島ではハーベスタが毎日稼動して、製糖工場には運搬するダンプが列を作り、煙突からは毎日煙が登っています。
昨年は7月まで製糖工場が稼動しましたが、今年はゴールデンウィーク前までといきたいところです。
伊良部島では数年前まで手刈りが一般的で、スーパーの弁当が売り切れたり、畑に軽自動車が集結する結いマールが冬の風物詩でした。
今の風物詩は勇壮なハーベスタの姿に変わったようです。
そんなこの頃、手刈りのキビを見かけるとなぜか懐かしさを感じるようになりました。
キビ刈り2023

キビ刈り2023 (2)



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