【宿泊カード】

まるよしではご宿泊されるお客様がチェックインする際に、宿泊カードにご記入していただいています。
これは旅館業法に定められているもので、お客様の氏名・住所・職業や生年月日・電話番号などを記入していただくものです。
目的は伝染病や食中毒などが発生した場合の追跡調査や風紀を乱す行為の防止です。
コロナの感染が拡大している最近は必要性を強く感じます。

堅い話はさておき、コロナで沖縄への観光客が減少している中、2014年から2019年末までの直近6年間の宿泊カードの情報からどちらの地方からいらっしゃる方が多いのかを調べてみました。
もっとも宿泊カードは代表者の方が記入する場合が多いので、すべて宿泊するお客様の情報を把握している訳ではありませんが、一定の傾向が見られました。

51まるよし受付

細かい数字はともかく、県別で一番多いのは沖縄県で全体の22.2%でトップでした。
次が東京都の16.1%、以下神奈川県(9.5%)、大阪府(7.9%)、兵庫県(4.8%)、愛知県・埼玉県(4.5%)、福岡県(4.1%)、千葉県(4.1%)と続きます。
民宿と言う形態から考えて沖縄県が一番なのは当然と言えますが、やはり関東・関西をはじめ名古屋・福岡などの大都市圏からのお客さんが多いのは人口比から言っても当然かも知れません。

一方、宿泊カードが1枚も無かったのが秋田県でした。
続いて1枚が岩手県・鳥取県・島根県、2枚が富山県・福井県・佐賀県、3枚が山形県・石川県・徳島県・高知県・大分県となっています。
くり返しになりますが、記入して頂くのは代表者の方ですので、この数字がすべてを物語っているとは言えません。

53都道府県別利用状況

先ほど人口比について触れましたが、もう一つの要素はやはり交通の便だと思われます。
船便が無くなった離島の宮古島・伊良部島への交通手段は、今では飛行機の便しか考えられません。
確かにたくさん来られる地域からは沖縄方面への定期便が数多く、一方少ない地域からは便数が少なく、乗り継ぎの手間もかかるようです。

これを裏付けるように、ANAが2016年から羽田・関空・中部から、2017年からは福岡から宮古島に直行便を就航させると関東、関西、名古屋、福岡エリアからのお客さんが急増しました。
2019年には下地島空港が復活してジェットスターが成田・関空からの定期便を就航させると関東・関西からのお客さんが増えて行きました。
ちなみに2019年には香港からの国際定期便も就航して香港からのお客さんもみえるようになっています。

54定期便就航状況

2020年はコロナの影響で不透明ですが、今後スカイマークの下地島空港就航も発表されてどのように変わっていくのでしょうか。
まるよしマニアの方は注視してみてください。
そしてコロナが終息した暁には、秋田県のマニアの方をお待ちしています。

52ジェットスター
ロゴマーク (640x360)



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